シャンプー
2020/06/21ヘアケア
- 清水 佳菜子
シャンプーには、ノンシリコンと書かれてるもの
とそうでないものがあります。
一般的にシャンプーに配合されてるシリコンは
正式にはシリコーンといい、
シリコン(元素の一つであるケイ素)を化学的に
合成処理したもの。
髪のキューティクルを保護し、指通りを
なめらかにする役割があります。
シリコンには必要な働きがある中、
なんでノンシリコンシャンプーがあるのか。
◎ノンシリコンシャンプーのメリット
・カラーやパーマがかかりやすくなるので
持ちが良くなる。
→シリコンには、髪のキューティクルに張りついて、
髪を保護する働きがあるので、
シリコン配合のシャンプーをつかっていると
薬剤が浸透しにくくなります。
また、シリコンの重さでカールが
だれてしまって、
パーマが取れやすくなります。
ノンシリコンシャンプーなら
シリコンに髪をコーティングされてないので
カラーや、パーマがしっかりかかり、
そのあとの持ちもよくなります!
・髪に軽さが生まれる
→シリコン配合のシャンプーをつかうと、
シリコンのコーティング作用で髪に重さが
プラスされて、髪の細い方とかは
ぺしゃんと潰れてしまうことがあります。
ノンシリコンシャンプーだと、髪に軽さが
生まれるので髪が細い方でもふんわりとした
スタイルになります。
・頭皮を健やかに保つことができる。
→シリコン配合のシャンプーを使った時に
しっかり洗い流さないと、頭皮にシリコンの
成分が残って、フケや痒みなど、頭皮のトラブル
を招く可能性があります。
ノンシリコンシャンプーだと、
頭皮にシリコンの成分が残らないので
安心です。
◎ノンシリコンシャンプーのデメリット
・髪がきしむ、手触りが悪くなる。
→ノンシリコンシャンプーを使い始めると
今までシリコンにコーティングされてた髪が
スッピン状態になるので
髪がきしんだり、手触りが悪くなるといった
感想を持つ方もいます。
・カラーやパーマで痛んだ髪は、
ダメージが進行することも...。
→シリコンでのコーティングがないと
シャンプーをしているときに
髪同士の摩擦でキューティクルが剥がれてしまい
髪のダメージが進行してしまう場合があります。
・ドライヤーやヘアーアイロンの熱に弱い
→ノンシリコンシャンプーには、髪の毛をコーティングする作用がないので、
ドライヤーやヘアアイロンの熱で髪の毛がダメージを受けやすくなります。
●これらのデメリットをカバーするには、シャンプーをするときには髪をやさしく洗う、トリートメントでしっかりと髪の痛みを補修をする、髪を乾かす前にはアウトバストリートメントをつけるなどと言う工夫が必要です。